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睡眠をコントロールすることができません。

〇KFさんの疑問質問

昼夜逆転を繰り返す生活をしています。仕事が日中勤務の時と深夜勤務の時があり、生活リズムが一定しておりません。そのため、寝なくてはいけない時に眠ることができません。睡眠に関する勉強もしましたが、一向に睡眠をコントロールすることができず、本当に苦しんでいます。睡眠は無意識の領域ということを知ったのでこちらに相談させていただきました。睡眠をコントロールするためになにかアドバイスがあれば教えてください。

 

 

〇回答

 

お仕事の関係上、生活リズムが安定しないことから睡眠に悩まれているようですね。よいお仕事をするうえでも睡眠は大切なことなのでコントロールしたいと思うのも無理はないかと思います。 

 

KFさんの言う通り、睡眠状態は無意識の状態です。睡眠の定義にも「意識を喪失する生理的な状態」とあります。一般的に睡眠は人間の三大欲求の一つとも言われており、人間であれば誰しもが睡眠を欲します。そして、その人の体質や環境などによって必要な睡眠量は変わります。

 

1日に3時間しか寝ない人もいれば7時間眠る人もいます。この自分に合った睡眠時間も意識的に作られたものではなく、これまで送ってきた生活の中の経験からわかるものだと思います。睡眠をコントロールするというのはあくまでも無意識の自分(体質)を理解することで自分には~時間の睡眠が必要だということを知り、~時に寝て~時に起きるという大雑把なコントロールでしかありません。睡眠を意識でコントロールできるのは微々たるものだということです。

 

文面から察するに、KFさんは睡眠不足にストレスを感じているのと同時に、睡眠をコントロールできないことに対してもストレスを感じているように思います。先ほど記載した通り、睡眠は無意識の領域です。そもそも意識(頭)ではなかなかコントロールできないものなので、コントロールしようという気持ちが強い分ストレスも大きいように思います。

 

また、無理やり眠ろうとすることで「努力逆転の法則」という現象に陥る場合もあります。これは、やろうとすればするほど逆のイメージが強くなり自分の意思とは反対の結果に陥ることを表します。睡眠に例えると「寝よう」と思っていても頭では眠れなかったときの不安や恐怖がイメージされており、結果的にそのイメージ通り眠れなくなってしまうということです。睡眠をコントロールしたい気持ちも山々だとは思いますが、コントロールしようとしすぎることは逆効果にもなりえます。まずはこれらのことを理解することが大切です。

 

自分の体質を知るうえで睡眠時間だけでなく、どれくらいの時間起きていられるのかということも把握できると考え方に余裕が生まれてくるかもしれません。また、仕事の休憩中に仮眠がとれるのであれば、眠れない時は睡眠を細分化してみるのもよいかもしれません。

 

自然(無意識)に出来ることが意識しすぎることで不自然になり混乱を招くこともあります。睡眠をあまりコントロールしようとせず、自分の体質(無意識)を理解しながらうまく付き合っていくことが大切であるように思います。