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僕は中学3年生で緊張することに困っています。

〇YOさんの疑問質問

はじめまして。僕は中学3年生で緊張することに困っています。僕は中学校の生徒会の会長になりたくて立候補しました。でも他にも立候補者がいるので、全校生徒の前でアピールをして多数決で会長が決まります。僕はクラスのみんなの前に立っても緊張してたまに焦ってしまいます。会長に絶対になりたいです。緊張しないなにかいい方法があれば教えてください。

 

 

〇回答

生徒会長になりたいというYOさんの志が伝わってまいります。緊張をすることに不安を抱えているとのことで、目標を達成させるために自分が成長しようとする姿がとても素晴らしく思います。

YOさんは群衆の前に立つと緊張をするようですね。自分自身も群衆の前に立つことが苦手なので少し気持ちがわかるような気がします。

 

緊張は「周囲にこう見られたい」「こう思われたい」という自分への期待でもあります。多くの人も同じように他者からの評価や評判は気になるものです。そして、ほとんどの人が群衆の前に立つと、ある程度人の目を気にし、緊張をしているということでもあります。

群衆の前に立つと、他の人よりもより緊張してしまうとのことでしたら、他の人よりも「こう見られたい」「こう思われたい」という気持ちや、自分への期待が大きいのかもしれません。自分に期待をしているつもりはないのに緊張をする場合もあります。それは、「普通ならこれくらいできて当たり前」という自分の中での「普通」に当てはめて考えている場合です。「普通」というのは抽象的であり具体的ではありません。そして、「普通」だと思っていることが実は理想である場合も多いです。「普通」と思っていたことが理想的なことであれば、自然と自分へのハードルは高くなり、結果的に自分への期待は大きくなってしまいます。

  

これらを踏まえたうえで、緊張を少し和らげるためにできることがあります。まずは、緊張を受け容れることです。これはどういうことかというと、そもそも緊張をすることが問題なのではありません。緊張をすることで自分のやるべきことを見失い、パフォーマンスの質を落とすことが問題です。人間なので感情はありますし、思いをもってなにかに取り組んでいれば、期待をしてしまうのは自然なことです。思いが強ければ強いほど、緊張が強まるのも自然なことです。まずは、緊張はあっていいもの、緊張をすることが問題なのではないということをご自身が理解する、受け容れることが大切です。

  

次に、自分のやるべきことを明確にしておくことがあげられます。アピールをうまくやろう、失敗しないようにしようという気持ちだけでは意識が周りに向いているので自分のやりたいことや伝えたいことに集中できない可能性があります。また、先ほども記載したように「普通なら」という曖昧な基準で行動しようとすると、具体的なイメージができていないので迷いが生じ、やるべきことを見失ってしまう可能性があります。まずは「普通なら」を「自分なら」に置き換えて物事を考えてみてはいかがでしょうか?自分のやるべきことや伝えたいことに迷いが少なくなるかもしれません。そのうえでこれだけは伝えたい、これだけはやっておきたいということを明確にしておくと、ある程度緊張をしてもやるべきことを見失わず、自分に集中できるのではないでしょうか。

  

まずは、「緊張を受け容れる」、「やるべきことを明確にする」この2点を意識して取り組んでみてはいかがでしょうか。